7月7日

行事・記念日

小暑
二十四節気の1つ。太陽の黄経が105度の時で、梅雨明けが近づき、暑さが本格的になるころ。日本では2040年代まで、平年はこの日が小暑となる(閏年は7月6日)。

七夕、七夕の節句
旧暦の7月15日の夜に戻って来る祖先の霊に着せる衣服を機織して棚に置いておく習慣があり、棚に機で織った衣服を備えることから「棚機」という言葉が生まれた。その後仏教が伝来すると、7月15日は仏教上の行事「盂蘭盆(盆)」となり、棚機は盆の準備をする日ということになって7月7日に繰り上げられた。
これに中国から伝わった織女・牽牛の伝説が結び附けられ、天の川を隔てた織姫(織女星、こと座のベガ)と彦星(牽牛星、わし座のアルタイル)が年に一度の再会を許される日とされた。

川の日
建設省(現在の国土交通省)が、近代河川制度100周年にあたる1996年に制定。
七夕伝説の「天の川」のイメージがあり、7月は「河川愛護月間」であることから。

竹・たけのこの日
全日本竹産業連合会が1986年に制定。
日本缶詰協会等の産物関係者の話し合いの席上で「竹取物語のかぐや姫が竹の中から生まれた日は7月7日ではないか」という話になり、この日に決定された。

ゆかたの日
日本ゆかた連合会が1981年に制定。
七夕の日、女の子は色の附いた糸を結び、7本の針と瓜を供え、裁縫の上達を祈り、衣類に感謝していたという中国の故事に因んで。
若い人たちにも、ゆかたの美しさを見直し親しんでもらうきっかけにしてもらおうという狙いもある。

乾麺デー
全国乾麺協同組合連合会が1982年に制定。
七夕の日に、素麺を天の川にみたてて食べる風習があったことから。

ポニーテールの日
日本ポニーテール協会が1995年に制定。
7月7日が「七夕」「ゆかたの日」であり、ポニーテールが浴衣に似合うこと等から。

香りの日
全国化粧品小売協同組合連合会中部ブロックが1991年に制定。
七夕に因んで「化粧品を買ってプレゼントしよう」と販売促進の為に提唱した。

冷やし中華の日
この日が二十四節気の「小暑」となることが多く、夏らしい暑さが始る頃であることから。

カルピスの日
1919年のこの日、ラクトー(現在のカルピス)が乳酸菌飲料のカルピスを発売した。

ギフトの日
全日本ギフト用品協会が1987年に、同協会が社団法人化されたことを記念して制定。
七夕は牽牛と織女が年に一度出会う日ということから。

セブンの日
各地でマツダ・RX-7オーナーのミーティングが行われる。

独立記念日 [ソロモン諸島]
1978年のこの日、南太平洋のソロモン諸島がイギリスから独立した。

蛙とび行事(吉野山 金峯山寺)
蓮の花を蔵王権現に供える蓮華会の行事の一環として行われる。
白河天皇の時代、不心得な男が山伏を侮辱したので鷲の窟にさらされ、その後、男は後悔したので、金峯山寺の高僧が男を蛙の姿にして救い出し、蔵王権現の宝前でその法力によって人間に立ち返らせたという伝説を実演する。

祇園会(千葉・成田山新勝寺)
成田山新勝寺奥之院に奉安された「大日如来」に、五穀豊穣・万民豊楽・所願成就を祈願する祭礼。7月7日から9日までの3日間開催される。祭礼期間中に限り光明堂裏手にある奥之院が開扉され、秘仏として洞窟の中にまつられている大日如来を参拝することができる。

秋桜子忌
俳人・水原秋桜子の1981年の忌日。

出来事

734年(天平6年) 聖武天皇が宮中の相撲節会を観る。最古の相撲節会の記録。(ユリウス暦8月10日)
781年(天応元年) 記録に残る富士山の最古の噴火。(ユリウス暦8月1日)
1284年(弘安7年) 北條時宗の死去に伴い、長子の貞時が鎌倉幕府第9代執権に就任。(ユリウス暦8月19日)
1456年 25年前のジャンヌ・ダルクの処刑裁判の判決の破棄が、処刑の地ルーアンで宣言。
1609年(慶長14年) 徳川家康が薩摩藩主・島津家久に琉球所管を認可。(新暦8月6日)
1615年(元和元年) 江戸幕府が諸大名の為「武家諸法度」を発布。(新暦8月30日)
1823年(文政6年) シーボルトがオランダ商館の医師として長崎・出島に着任。(新暦8月12日)
1858年(安政5年) 江戸幕府が将軍継嗣問題で井伊大老と対立した徳川斉昭らに謹慎命令。(新暦8月13日)
1884年 「華族令」制定。公侯伯子男の爵位を定める。
1884年 岩崎彌太郎が工部省長崎造船局の払下げを受け、長崎造船所として造船事業を始める。現在の三菱重工業。
1898年 ハワイのアメリカ合衆国への併合を定めた「ニューランズ決議」が発効。
1919年 カルピス販売開始。
1920年 東京帝大が学年の開始を9月から4月に変更。
1937年 盧溝橋事件。北京郊外の盧溝橋附近で日本軍と中国・国民党軍が衝突。支那事変(日中戦争)の発端に。
1940年 「奢侈品等製造販売制限規則」(7.7禁令)施行。東京各所に「日本人ならぜいたくはできないはずだ」の立て看板が登場。
1944年 サイパンで日本軍守備隊3万人が全滅。民間人1万人以上も犠牲に。
1944年 日本海軍の吹雪型駆逐艦「薄雲」が、船団護衛中に択捉島北方で米潜水艦の雷撃を受け沈没。
1944年 日本海軍の夕雲型駆逐艦「玉波」が、米潜水艦の雷撃を受けフィリピン諸島マニラ湾沖で沈没。
1948年 福井市で日本初の「公安条例」公布。
1950年 アメリカでカラーテレビの放送開始。
1952年 大須事件。名古屋のソ中帰国報告集会でデモ隊と警官隊が衝突、121人検挙。
1956年 世界第13位の高峰ガッシャーブルムII峰(8034m)にオーストリアのフリッツ・モラベック隊が初登頂。
1956年 西ドイツ連邦議会が徴兵法案を可決。
1964年 山梨県の「富士急ハイランド」が開園。
1968年 第8回参議院議員通常選挙。石原慎太郎・青島幸男・横山ノックら大量のタレント議員が誕生。
1970年 日本初のファミリーレストラン・すかいらーく国立店が開店。
1972年 田中角榮が史上最年少の54歳で64代内閣総理大臣に就任し、第1次田中角榮内閣が発足。
1973年 出光石油の徳山コンビナートが爆発。80時間火災が続き死者1人。
1974年 第10回参議院議員通常選挙。
1978年 南太平洋の英連邦・ソロモン諸島が独立。
1979年 都ホテル東京(現、シェラトン都ホテル東京)が東京都港区白金台に開業。
1981年 郵政省が広告附きのはがきを発売。
1983年 11歳のアメリカ人サマンサ・スミスがユーリ・アンドロポフに招待され「アメリカ史上最年少の親善大使」としてソ連を訪問。
1985年 西独のボリス・ベッカーが大会史上最年少の17歳7か月でウィンブルドン選手権男子シングルスに優勝。
1988年 ソ連が火星探査機「フォボス1号」を打ち上げ。
1993年 東京で第19回先進国首脳会議(東京サミット)が開幕。7月9日まで。
1998年 6月に亡くなった作曲家・吉田正に国民栄誉賞。
2001年 神戸市営地下鉄海岸線(三宮・花時計前~新長田、愛称夢かもめ)が開業。
2003年 能登空港が開港。
2005年 ロンドン同時爆破事件。ロンドン地下鉄の3か所の車輛でほぼ同時に、1時間後にバスで爆破テロ。死者56人。
2005年 愛知県清須市が市制施行。
2006年 30年近く所在不明となっていた岡本太郎作の壁画『明日の神話』が汐留で公開。
2008年 北海道・洞爺湖畔で第34回主要国首脳会議(北海道・洞爺湖サミット)が開幕。7月9日まで。
2009年 マイケル・ジャクソンの追悼式が、ステイプルズセンターで行われる。
2015年 気象衛星ひまわり8号が、正式運用を開始する。
2017年 核兵器禁止条約が採択される。

誕生日

1844年(弘化元年)(グレゴリオ暦8月20日) 陸奥宗光 外相・農商務相(-1897年)
1860年 グスタフ・マーラー 作曲家(-1911年)
1887年 マルク・シャガール 画家(-1985年)
1891年 栗林忠道 軍人(-1945年)
1901年 円谷英二 特撮監督(-1970年)
1907年 ロバート・A・ハインライン SF作家(-1988年)
1918年 近江俊郎 歌手、作曲家、映画監督(-1992年)
1922年 ピエール・カルダン ファッションデザイナー(-2020年)
1930年 ハンク・モブレー サクソフォーン奏者(-1986年)
1932年 ジョー・ザヴィヌル フュージョンシンセサイザー奏者(-2007年)
1940年 リンゴ・スター ミュージシャン
1941年 島田順子 ファッションデザイナー
1945年 池澤夏樹 小説家
1948年 西村眞悟 政治家
1960年 横山剣 歌手(クレイジーケンバンド)
1964年 – 堤真一 俳優
1978年 MISIA 歌手
1989年 クリス・リード フィギュアスケートアイスダンス選手(-2020年)
1993年 吉田夕梨花 カーリング選手(ロコ・ソラーレ)
1996年 相沢菜々子 モデル、タレント
2000年 早田ひな 卓球選手

命日

1890年 アンリ・ネスレ 株式会社ネスレ創業者(1814年-)
1901年 ヨハンナ・シュピリ 作家、『アルプスの少女ハイジ』(1827年-)
1930年 アーサー・コナン・ドイル 小説家(1859年-)
1950年 ファッツ・ナヴァロ ジャズ・トランペット奏者(1923年-)
1982年 坪田譲治 児童文学作家(1890年-)
2015年 菊地雅章 ジャズピアニスト(1939年-)
2015年 伊藤喜美 株式会社バロー(現、バローホールディングス)創業者(1922年-)
2016年 永六輔 作詞家、タレント(1933年-)
2023年 PANTA ヴォーカリスト、作曲家、作詞家、俳優(1950年-)


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