おはようございます
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森永が日本初のインスタントコーヒーを発売した日（1960）
デンマークから導入した製造設備により製品化。1杯当たり約10円という低価格で、発売直後から大ブームとなり、日本にコーヒーが広く普及する契機となりました。
インスタントコーヒーの製品化に世界で初めて成功したのは、ニュージーランドのデイビッド・ストラングとされ、1889年に特許を出願しています。
1899年には、インスタントの緑茶を研究していたアメリカ在住の日本人科学者、加藤サトリが製品化する技術を発明し、1901年に特許を出願、1903年に取得しましたが、事業は軌道に乗りませんでした。
1906年に、ジョージ・コンスタント・ルイス・ワシントンが製法の特許を取得し、1909年、大量生産を開始。第1次世界大戦中の米軍兵士に配給されました。
1920年代末期、コーヒー豆の大豊作で価格が暴落したため、産地のブラジルは、製品化をネスレに要請。1937年に現在と同様のスプレードライ法による製品を開発、1938年に「ネスカフェ」として市販。これは第2次世界大戦の米軍兵士に供給されました。日本の兵士は戦争中、粗末な食事で戦ったとされていて、戦地でコーヒーを飲んでいた米軍との差が際立ちます。
現在森永では、インスタントコーヒーは発売されていません。
ちなみに、ネスレの創業者、アンリ・ネスレの誕生日も今日です（1814）。
ことば
コーヒーと恋愛は熱いときが最高
コーヒーにまつわるドイツのことば
今日の画像は、テッポウユリ。花言葉は、「純潔」「威厳」「甘美」
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