アセビ(馬酔木、アシビ)

東京の植物

ツツジ科アセビ属
本州・四国・九州に自生
英名は、Japanese andromeda 日本のアンドロメダ(ギリシア神話のエチオピアの王女)
学名は、Pieris japonica 日本のピエリス(ギリシャ神話の詩の女神)
花言葉は、犠牲・献身・危険・清純な心

葉や実には毒があり、馬が食べると毒で苦しみ、酔ったようにふらつくことが名前の由来。かつて葉を煎じて殺虫剤として使われていた。

万葉集から
磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど見すべき君が在りと言はなくに  大伯皇女
岩のほとりの馬酔木を手折ってあなたに見せたいのに、あなたがいるとは誰も言ってはくれない。あなた=謀反の疑いで処刑された弟、大津皇子

(2023年7月1日 東京・多摩地区で撮影)


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